5年前初めてハワイにきてから、毎年渡り鳥のようにこの島にやってくる。不思議と来るたびにいつか絶対ここに移り住もうと念ずるようになった。そして、今年もまた5月半ばから8月いっぱいまでこの地で働き、この地に住む機会を得た。
なぜこんなに惹かれるのだろうかと考えてみる。常夏のお天気は言うまでもなく、まずはこの社会が私を受け入れてくれるという感覚、私を信じて住む場を提供してくれる友人、すっと私を包んでくれる仲間達、日系社会と4世5世にもなる学生達との出会い、ご近所付き合い、風に揺らぐ椰子の木風景、20分も運転すればどこにだって行けるコンパクトな土地柄、突き抜けるような青い空、いつだってそこにある海や山、数え始めるときりがないほど私はハワイが好きになっている。「念じるのよ。そのうち絶対ここに住めるから」と友人は言う。だから念じることにした。いつか渡り鳥ではなく落ちつける場となるように。
